BOOKサーチ |

タイトル 世界の田園回帰(セカイノデンエンカイキ)
著者名 大森彌/小田切徳美/藤山浩(オオモリワタル/オダギリトクミ/フジヤマコウ)
出版社名 農山漁村文化協会
ジャンル ビジネス・経済・就職
isbnコード 9784540161155
書籍のサイズ 全集・双書
発売日 2017年03月28日頃
販売価格 2,420
チラよみURL
サーチ
google yahoo rakuten amazon
日本では若い世代の農山村移住傾向がみられるなかで、首都圏の人口シェアは高まり続けている。一方、フランス、ドイツ、イタリア、英国などの先進国では1980年代から都市部への人口集中は緩和され、「逆都市化」の動きがみられる。オーストリア、スウェーデン、カナダ、米国、ロシア、キューバ、韓国を加えた11ヵ国の田園回帰と農村再生の動きをとらえ、日本の動向とつなぎ、新たな都市ー農村関係と文明のあり方を展望する。 第1部 日本の田園回帰 総括と展望 第1章 田園回帰の意味するものーー共生の思想と地域の自治 大森彌(東京大学名誉教授) 第2章 日本における田園回帰ーー視点の整理とシリーズ各巻の位置づけ 小田切徳美(明治大学教授) 第2部 田園回帰をめぐる世界の動き 第1章 【フランス編】 小さなコミューンが地域自治と田園回帰に果たす大きな役割  石井圭一(東北大学) [コラム]「百姓」になりたがるエリートたち 羽生のり子(ジャーナリスト) 第2章 【ドイツ編】 「再都市化」の中での田園回帰 市田知子(明治大学) 第3章 【イタリア編】 農村における創造的暮らしーーひとと地域を育む「ものづくりコミュニティ」 大石尚子(龍谷大学) [コラム]地域へのこだわりと誇りが醸し出す農村の魅力  蔦谷栄一(農的社会デザイン研究所) 第4章 【英国編】 田園回帰による田園らしさの喪失をいかに回避するか? 木下剛(千葉大学) [コラム]コミュニティ再生の事務局を担う移住者たち  井原満明(株式会社地域計画研究所) 第5章 【諸国探訪編】この国のここに注目したい オーストリア 森の農民が再生可能エネルギーの担い手となる  三浦秀一(東北芸術工科大学) スウェーデン “過疎地”における地域再生運動   小内純子(札幌学院大学) 北米 ローカルフード運動の深まりによるコミュニティ再生ー消費者からフードシチズンへ 西山未真(宇都宮大学)  ロシア 菜園つきセカンドハウス=「ダーチャ」のある暮らし  豊田菜穂子(ライター・翻訳家) キューバ 都市農業は生き残れるか 吉田太郎(キューバ農業研究家) 韓国 自給的農業を営む帰農者たち 大前悠(元京都大学大学院) 終章 長続きする文明のあり方と田園回帰 藤山 浩(島根県中山間地域研究センター)






 
お問い合わせ