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タイトル |
農家が教える 田畑の排水術2(ノウカガオシエルタハタノハイスイジュツニ) |
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田畑の排水には、明渠や暗渠とともに、土を変える視点が欠かせない。本書では全国の農家の実践をもとに、土壌団粒をこわさない耕し方、有機物・緑肥と微生物の利用で、水はけがよく、水持ちもいい田畑作りを大公開。
【 目次 】
第1章 まずは土の診断からー畑を掘ってみるー
畑の水はけが悪くなる原因
解決のカギは畑の物理性 深さスコップ2掘り分の穴でわかる!
第2章 耕し方で水はけをよくするー土を耕しすぎないー
【耕しすぎず、ゴロ土に仕上げる】
水田転換畑 雨後につくる無敵のゴロ土ベッド
水田裏作の耕し方 大きなゴロ土で排水バツグン
レタスのゴロ土ベッド イネ刈り後の耕耘1回で作る
【浅耕・部分耕で土が変わる】
土、作物、機械、人によし 浅耕はいいことずくめ、やらなきゃ損
「破砕耕盤+浅起こし」でダイズの湿害解消 耕すほどに土は目詰まりする
ドライブハロー耕+簡易ウネ立て器で水はけサイコー!
ダイズはガラガラ土でもちゃんと育つ
重粘土水田転換畑におすすめ 二輪タイプの管理機で半不耕起栽培
土ごと発酵で耕盤はどうなるか 浅起こし集団、畑を掘って大いに語る
浅耕で育土、いつかは不耕起へ
第3章 有機物、微生物、緑肥で耕す
【有機物・微生物で耕す】
大量の有機物×無数の微生物 畑がフカフカ、水はけも水持ちもよくなった
廃ホダ木をびっしり敷き詰め 水はけのいいハーブ園ができた
土中にもマルチにも 遅出しトウモロコシのモミガラづくし栽培
ピーマンハウスの排水対策に 鉄の棒刺し+モミガラ埋め
キノコ、糸状菌で力を引き出す 木質チップ堆肥
【緑肥・輪作作物で耕す】
緑肥ミックスで田んぼを畑に
重粘土を味方につけた ライムギでグチョグチョブドウ園を改善
ナガイモのウネ間に麦マルチ
子実トウモロコシの直根は天然のサブソイラ
陰の立役者は微生物!? 緑肥すき込み畑は「台風で水浸し」から復活した
【ヤマカワプログラムで耕盤が消える!?】
ヤマカワプログラムとは?
ヤマカワプログラムで 土砂降りにも干ばつにも強い畑
排水、劇的改善! サクランボが大玉、高糖度に
高原野菜産地でヤマカワプログラム レタスの根は50cm下まで伸びていた
ヤマカワプログラム+半不耕起で タマネギが10t超え!
第4章 不耕起栽培で水はけも水もちもいい
耕盤探検隊が見た不耕起ベッドのなか
排水よくして積極かん水 不耕起ベッドならイチゴに水を2〜3倍やれる
日照不足でも多収したナシ畑は穴だらけだった
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