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タイトル 偶偶放浪記(タマタマホウロウキ)
著者名 小指(コユビ)
出版社名 白水社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784560091159
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年07月25日頃
販売価格 1,980
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サーチ
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寄居、いちょう団地、石岡、城ヶ島……有名な観光地でも“映え”スポットでもない、人々に忘れ去られそうな場所を「たまたま」訪れる愉しみ── 外出や旅行が憚られたコロナ禍の2020 年。漫画・エッセイ・絵画・音楽等多方面に活躍する著者は、どこにも行けないのならと家に籠り、わずかひと月の間に過去の旅の思い出を漫画と文章で甦らせ、『旅の本』という書名で自費出版、大きな反響を呼んだ。これを大幅に加筆・修正し、さらにPR誌「白水社の本棚」連載「偶偶放浪記」や書き下ろし四篇を加え、新たな旅の本としてまとめたのが本書である。 宿も食事も想定外、なぜか巻き込まれる奇怪なアクシデントの数々、時代に取り残され失われつつある光景、交錯する自らの記憶……笑いと哀感が入り交じり、読後はふらっとどこかへ行きたくなること必至の、珠玉の旅漫画+旅エッセイ集。 「私も小指さんの目と、耳と、鼻を借りて、今すぐ旅に出たい。近くて遠い、異界の入口をのぞいてみたい。しみじみと、最高です」 ──岸本佐知子 「どうでもいい町を歩く楽しみが、どうでもいい人生を楽しむ極意を教えてくれる」──都築響一  はじめに  登場人物紹介 いちょう団地の思い出 寄居旅行記 城ヶ島奇譚 ほら穴 神々の集う島 神津島 まぼろしの町 石岡 天下茶屋散歩日記 近所のチベット 笹山団地 大阪遠征 西成さすらい編 山谷のアーケード遺跡 沖縄のアサヒ食堂 横須賀の奇人「アトム爺」 横浜中華街にまつわる掌編 子安という町 京急線と奇妙な長屋群 関西旅行記 偶偶放浪記[第1〜6話]  おわりに  初出一覧






 
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