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タイトル |
旧皇族が語る天皇の日本史(キュウコウゾクガカタルテンノウノニホンシ) |
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現存する世界最古の国家、日本。その歴史はすなわち天皇の歴史であり、世界で一番壮大なドラマである。本書で語られるのは、「為政者からみた政治史」ではなく「朝廷からみた日本史」。神々の時代から平成の皇室まで、脈々と受け継がれる八千代の流れを追う。▼いかにして日本という国は生まれ、二千年以上もの時を重ねることができたのか。その理由は、天皇という存在を抜きに語ることはできない。臣下に暗殺された天皇、怨霊と化し壮絶な死を遂げた天皇、祈りで国を救った天皇、朝廷と戦いつづけたカリスマ天皇……。いかなる政権においても、揺るぐことのなかった天皇の本質とは。▼大化の改新、元寇、応仁の乱、戦国の世、幕末、第一次世界大戦……すでに知っている出来事でも、従来とは異なる視座に立つことで、新たな様相が現れる。明治天皇の玄孫である筆者だからこそ書き得た気鋭の作。巻末に寛仁親王殿下との特別対談を収録。
●序章 最古の国家「日本」 ●第一章 日本の神代 ●第二章 大和朝廷の成立 ●第三章 天皇の古代 ●第四章 天皇の中世 ●第五章 天皇の近世 ●第六章 天皇の近代 ●終章 天皇の現代 ●特別対談 「開かれた皇室」は日本に馴染まない --寛仁親王×竹田恒泰