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タイトル |
教皇フランシスコ コロナの世界を生きる(キョウコウフランシスコ コロナノセカイヲイキル) |
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本書において、教皇フランシスコは、コロナ禍の今こそ、これまでの自己中心的な価値観を見直し、より安全で健全な世界を生み出しましょう、と世界中の人々に語りかける。コロナ禍では、人の本性が露わになり、困っている人を食い物にするような人たちもいるが、その一方で、自分を犠牲にして困っている人を助ける人たちもいる。そうした人たちの強さ、寛容さ、創造力などは、今後の社会や経済、そして地球をより良いものにするのに生かされるはずだと、説く。自己の体験や事例、聖書の言葉、さらには科学者や経済学者の最新の研究を織り交ぜながら、世界をより良い形で再生するための青写真を描く。人類は価値観や優先順位を見直し、より良い世界を夢見るべきだ、と熱く語る一冊。