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タイトル |
光の粒が舞いあがる(ヒカリノツブガマイアガル) |
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だれかと出会うこと。あこがれること。勇気をもって向き合うこと。
そうしてひとは、強くなる。
【あらすじ】
中学1年生の心愛は母親と二人暮らし。仕事が忙しい母親を助けるため、部活動を諦め家事の手伝いに奮闘する日々を送っていた。そんな心愛のささやかな楽しみは、駅前のボクシングジムで練習に励む少女を眺めること。踊るように、舞うようにサンドバッグを叩くその姿は、見ているだけで胸のモヤモヤが吹き飛び、前向きな気持ちになれるのだった。しかしある日、見つめていることが少女に気づかれてしまい……。
ボクシングを通じて紡がれていく絆。絆を通じて解かれていく迷いと悩み。迷いと悩みを通じてたどり着いた、「自分がするべきこと」とは?
【もくじ】
●Chapter1:透明な壁の向こうがわ
●Chapter2:新世界
●Chapter3:世界の終わり
●Chapter4:氷の女王
●Chapter5:光の粒が舞いあがる