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タイトル |
照れ降れ長屋風聞帖〈二〉 残情十日の菊<新装版>(テレフレナガヤフウブンチョウ ザンジョウトウカノキク シンソウバン) |
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連れ子のおすずと両国広小路を訪れた三左衛門は、一撃で柿を十字斬りにする浪人、轟十内と出会う。客寄せには勿体ないほど見事な居合抜きの腕を持つ十内に、どこか似たものを感じる三左衛門。そしてひょんなことから同じ長屋に住む子持ちの洗濯女、おせいの想い人が十内であることに気づく。仲人稼業のおまつが仲をとりもち、晴れて結ばれた二人だったが、契りを結んだ夜から三日もたたぬうちに異変が起こる。十内がふっつりと姿を消したのだーー。傑作シリーズ、待望の第二弾。