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タイトル |
深夜の回春部屋(シンヤノカイシュンベヤ) |
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「すごいわ、こんなに元気だなんて……」
80歳になってもまだまだしたい ── 超人気作家による精力V字回復必至の官能エンタメ!!
スナックで飲んでいた64歳の純二は、めまいがして転倒。目覚めてみると若い頃のママが!
ここは昭和54年、彼がまだ素人童貞の時代だった。
「やりなおしたい!」強烈に思った彼は、令和時代までの体験と記憶を駆使し、ママをはじめさまざまな女性に迫る──
東スポ大好評連載「甦れ性春!」に書下し「淫ら老人日記」を併録した、精力V字回復官能エンタメ!
◆ 著者について
睦月影郎(むつき・かげろう)
1956年神奈川県生まれ。
神奈川県立三崎高校卒業後、さまざまな職業を経て、23歳に官能作家としてデビュー。
奇抜なストーリーと独特のフェティッシュな官能描写で圧倒的な支持を得ている。
著書は、「21世紀最強の官能小説大賞」に輝いた『夜の研究棟』を含む『儀式 真夜中の肉宴』『蜜の閨 誘惑の一夜』の「館」三部作、
『はまぐり伝説』『クリおね伝説』『あわび伝説』の「伝説」三部作、『絶倫王子』『淫脳王』『永遠のエロ』『人妻淫スクール』『月影亭擦淫事件』(以上、二見文庫)他600冊を超える。
また、官能小説の書き方他についてまとめた『欲情の文法』(星海社新書)、自らの人生とマンガの歴史を振り返ったエッセイ『ぼくのマンガ道』(鈴屋出版)もある。
【 淫ら老人日記 】
第 1 章 二階の母娘 …… 7
第 2 章 後家の温もり …… 48
【 甦れ性春! 】
第 1 章 若い体を再び …… 91
第 2 章 美人上司の蜜 …… 130
第 3 章 擦れ合う内腿 …… 163
第 4 章 昭和の手ほどき …… 198
第 5 章 未来のアイドル …… 236
第 6 章 二度目の人生 …… 275
「まあ、おじさま、まさか興奮している?」
「だ、だって、こんな若くて綺麗な子に優しくされるの初めてだから……」
昭平は答え、何やらあのまま眠って夢でも見ているような幸福感に包まれた。
「ちゃんと勃つのね。見てもいい? どうせ全部拭くのだから」
由美が好奇心を湧かせたのか、目をキラキラさせて言い、ためらいなく彼の最後の一枚を下ろしてしまった。
(え……?)
勃起したペニスがバネ仕掛けのように雄々しく、ぶるんと弾けて屹立した。
「すごいわ……こんなに元気だなんて……」
由美が息をのみ、彼は自分でもあまりの勃起ぶりに驚いていた。
やはり妄想や下着の匂いだけでなく、生身がいると興奮も格段に違い、しかも二十歳の熱い視線をペニスに受けるだけで果てそうだった。
(「淫ら老人日記」より)