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タイトル |
女優エヴリンの七人の夫(ジョユウエヴリンノナナニンノオット) |
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100週以上リスト入り100万部突破の超ロングセラー
7回結婚した彼女が真実に愛する人は?
ハリウッド黄金期に活躍した大女優が人生の最期に明かした秘密と贖罪の物語
雑誌『ヴィヴァン』の新人記者モニークは、隠遁生活を送る往年の大女優エヴリン・ヒューゴの独占記事を任される。
エヴリン自身がモニークを指名してきたというのだ。なぜ自分が選ばれたのか困惑しながらも、モニークは女優が住むマンハッタンの高級アパートメントに向かった。現在79歳のエヴリンはグラマーで優雅な女優として一時代を築き、七度に及ぶ結婚生活を送り、その波乱に満ちた伝記を執筆し死後出版するよう提案してきた。怪しみながらも同意したモニークは、悲痛の事実を知らされることに…
エリザベス・テイラー、キャサリン・ヘップバーンに匹敵、もしくはそれ以上に魅力的なヒロインを登場させ、読者をハリウッドの全盛期へと誘う魅惑的な作品。そう、エヴリン・ヒューゴは、憧れのグラマラスなアイドルであると同時に、社会と闘う容赦ない人間なのだ。彼女の人生の物語は、悲痛でありながら美しく、最後のページまで読者を魅了し続けるでしょう。
ジェイミー・ブリン『USウィークリー』誌
エヴリン・ヒューゴは、リズ・テイラーすら平凡に見せてしまう。テイラー・ジェンキンス・リードが描くヒロインは、豊かで感情あふれる複雑な人物で、本のなかにしか生きていないことを忘れてしまうほどリアルな存在だ。この作品は、愛と悲劇を同時に描いた物語である。エヴリンとともに笑い、ともに泣き、ともに痛みに耐え、そしてまた1ページ目に戻って同じことを繰り返すでしょう。
ヘザー・コックス、ジェシカ・モーガン『The Royal We』著者