シンデレラは、王宮で開かれる舞踏会にいくことを夢みていました。でもふたりのおねえさんは、シンデレラに用事を言いつけて、出かけてしまいます。悲しむシンデレラの前に妖精があらわれ、カボチャを馬車に、ネズミを馬に、ぼろ布をすてきなドレスへと変えてくれました。シンデレラはお城に急ぎ、ハンサムな王子さまとおどりました。でも、妖精の魔法は真夜中の12時までです。シンデレラは大急ぎで家へ帰りました。王子さまは、小さなガラスの靴をひとつだけ落として姿を消した、なぞのお姫さまをさがします。ふたりはしあわせになることができるのでしょうか。
語り継がれてきた、この愛の物語が、美しく優雅な絵本に生まれ変わりました。