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タイトル 古文書の様式と国際比較(コモンジョノヨウシキトコクサイヒカク)
著者名 小島道裕/田中大喜/荒木和憲/国立歴史民俗博物館(コジマミチヒロ/タナカヒロキ/アラキカズノリ/コクリツレキシミンゾクハクブツカン)
出版社名 勉誠出版
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784585222729
書籍のサイズ 単行本
発売日 2020年02月28日頃
販売価格 8,580
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いまを生きるわれわれに歴史の一場面を伝えてくれる史料、古文書。 そこに記された内容のみならず、文字の配置や大きさ、料紙の選択、印の位置など、「モノ」として残るその形もまた、古文書の持つ様々な意味と機能を伝える貴重な情報源である。 古代から近世にいたる日本の古文書の様式と機能の変遷を通史的・総合的に論じ、また、文書体系を共有するアジア諸国の古文書と比較。 日本の古文書の特質を浮き彫りにし、東アジア古文書学の構築のための基盤を提供する画期的成果。 掲載図版120点超!カラー口絵では、古文書の様式を分かりやすく図解。 2018年秋に国立歴史民俗博物館にて開催され、SNS等でも大きな話題となった企画展示「日本の中世文書ー機能と形と国際比較」。その関連シンポジウムおよびフォーラムを一書にまとめた貴重な一冊。歴史ファン・古文書ファン待望の一冊。 図解でわかる文書様式 はじめに 小島道裕 第1部 日本の文書様式とその変遷 1 古代の文書と中世への展開  古代日本における「文書」の誕生 小倉慈司  「詔勅」における口頭伝達の役割 仁藤敦史  中世日本における書状の広がりー古代書状論・「公文書化」論を中心にして 佐藤雄基 2 中世文書の諸相  将軍の文書と武士団の文書 田中大喜  寺院文書の特性ー衆議文書の形成とその背景 横内裕人 3 戦国大名の文書と近世への展望  戦国大名の文書と天下人の文書 金子拓  戦国大名の印判状についてー北条氏の「虎の印判」は東アジア標準か 小島道裕 第2部 東アジアの古文書と日本の古文書 1 韓国の古文書をめぐって  朝鮮王朝の国王文書 川西裕也  日本と韓国の署名・花押比較 朴竣鎬(稲田奈津子訳)  朝鮮時代における私人間の契約文書ー様式と特徴を中心に 文叔子(稲田奈津子訳)  東アジア古文書の中の画指 三上喜孝 2 中国の古文書をめぐって  中国古文書学概論ー公文書の様式研究を例に 黃正建(江川式部訳)  明清時代の「信牌」 阿風(黄素英訳)  日本古代における中国文書様式の受容と変容 丸山裕美子 3 東アジアの文書と外交の文書  中世日本の往復外交文書ー十五〜十六世紀の現存例を中心として 荒木和憲  安南日越外交文書の様式と伝来 藤田励夫  イルハン朝(モンゴル支配期イラン)の公文書 四日市康博 総括 文書実践としての中世文書史 高橋一樹 あとがき 小島道裕 執筆者・翻訳者一覧






 
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