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タイトル 紫式部伝(ムラサキシキブデン)
著者名 上原作和(ウエハラサクカズ)
出版社名 勉誠社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784585390350
書籍のサイズ 単行本
発売日 2023年10月31日頃
販売価格 5,940
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紫式部はなぜ『源氏物語』を書いたのか。摂関期全盛の後宮を生き抜き、物語を通して、人生と社会の意味を問いかけたのが『源氏物語』である。 その人と生涯を、清少納言や藤原道長、2人の夫など、紫式部をめぐる人々との関係を丹念にたどりながら明らかにする。 紫式部の幼名・本名、恋愛と結婚、宮廷生活、職階、没年等について、先行研究を網羅的に検証しながら16の新見解を提示した本格評伝。 和歌・漢文日記等に読みやすい現代語訳、専門用語に注記を付した。 はじめに 序章 紫式部前史ー時代背景 第一章 紫式部の「戸籍」 第二章 紫式部の家系 第三章 父・藤原為時の生涯 第四章 生い立ち1-幼名・通称「もも」説の提唱 第五章 生い立ち2-物語愛好と学藝史  第六章 青春時代 女友達をめぐる交友ーめぐり逢ひて 見しやそれとも 第七章 紀時文との結婚まで 第八章 紀時文との結婚 第九章 越前下向まで 第十章 越前の藤原香子 第十一章 帰洛から再婚まで 第十二章 藤原宣孝との結婚生活 第十三章 宣孝の死と寂寥の日々 [コラム]光源氏物語前史 第十四章 物語を書く女1-倫子家女房兼業作家説 第十五章 寛弘三年十二月二十九日ー命婦としての初出仕から掌侍への昇任まで 第十六章 後宮女房・藤式部1-日記の存在について  第十七章 後宮女房・藤式部2-上臈中宮女房として 第十八章 物語を書く女2-作家・紫式部の誕生 [コラム]紫式部の地理的視角 宇治・槇の尾山編 [コラム]紫式部の地理的視角 愛宕山編 第十九章 藤原実資から見た「女房」紫式部 [コラム]『紫式部集』覚書 南波浩と定家本『紫式部集』、三谷邦明の接点 [コラム]現存『紫式部日記』はどのように成立したか 第二十章 紫式部の死 終章 [コラム]角田文衛、鍋島直康両先生追想 [コラム]三島由紀夫の『源氏物語』、そして『豊饒の海』 [コラム]『源氏の物語』を伝えた人々 初出一覧 あとがき 附録 『紫式部伝』を読むための人物誌 女房一覧 紫式部年表 平安京図






 
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