神島久則は自動車メーカーのサラリーマン。実家は離島の神社で自身も神職の資格を持つ。年に一度の大きな祭祀、例祭で、久則は妹の代わりに巫女をしなくてはならなくなった。例祭の夜、巫女は神様を迎えるため本拝殿で一晩過ごす。そこへ現れたのは、なんと会社の同僚、池森彰威だ。本拝殿へ足を踏み入れた男には神が宿る。巫女は神、つまりその男と契らなければならないー。古い言い伝えを信じた久則は、意を決して池森と交わる。ただ一夜の出来事を忘れ去りたい久則をよそに、池森は会社でも積極的にまとわりついてくるようになって…!?