日本人好みのいやし系風景画の第一人者、歌川広重。
江戸時代の終わりごろに活やくし、浮世絵のなかでも名所絵(風景画)を得意とした絵師です。広重の作品は海をわたり、モネやゴッホなどヨーロッパの画家たちにも大きなえいきょうをあたえました。
しみじみと美しく、人の心にうったえかけるような作品をえがき続けた広重。その簡単な伝記と、『東海道五拾三次』や『名所江戸百景』をはじめとする代表作、「ジャポニスム」にあたえたえいきょうについてもわかりやすくしょうかいします。
大判で、作品を迫力まんてんに掲載。作品のテーマや技法、工夫についてもていねいに解説します。それぞれの絵師の特ちょうがわかる、親しみやすいコラムも必読です。
この1冊で、きみも歌川広重がわかる!
(学校・図書館向け書籍です。)