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タイトル |
ホントは怖い日本のお城(ホントウハコワイニホンノオシロ) |
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怪奇伝承や伝説に焦点を当てた
もうひとつの城郭巡りを提案
かつて日本には、3万とも4万ともいわれる城が存在していた。
その姿は魅力に溢れ、いまでは人気の観光スポットになっていたりもする。
しかし、美しい花には棘があるというように、城は美しく勇壮なイメージと相反する一面を有する場所でもあった。
戦に敗れて城を枕に自害した武士の怨霊話、城を無事に築くための人柱伝説、さらには天守に棲む妖怪の逸話など、身の毛もよだつ怪異譚の舞台でもあったのである。
日本の城には、恐怖が溢れている。
本書はそれらのなかから厳選した25話を紹介している。人気観光スポットの裏面に隠された怪異物語を楽しんでほしい。