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タイトル |
音楽・情報・脳〔三訂版〕(オンガク ジョウホウ ノウ サンテイバン) |
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情報学の進展は、音楽をはじめとする文化的事象を、科学的な研究の対象とすることを可能にした。とくに脳科学と連携したその成果は大きく、「音楽とは何か」といった本質的な問題を考察する新しい材料が多出している。本書では最先端の情報学と脳科学を応用して、音楽に対する情報学ならではのアプローチの成果を学ぶ。同時に、科学とりわけ脳科学に対して氾濫する情報を適切に読み解く力を身につけることを目的とする。
1.音楽と情報学、音楽と脳科学 2.聴く脳・見る脳の仕組み 3.感動する脳の仕組み 4.音楽を感じる脳は変化を感じる脳 5.音の情報構造を可視化する手法 6.感性脳を活性化する超知覚情報〜ハイパーソニック・エフェクト 7.日本伝統音楽の超知覚構造 8.共同体を支える音楽 9.人類の遺伝子に約束された快感の情報 10.音楽による共同体の自己組織化 11.トランスの脳科学〜感性情報は人類をどこまで飛翔させるか 12.コンピューターと音楽 13.人類本来のライフスタイルと音楽・環境音 14.情報医学・情報医療の枠組みと可能性 15.情報学・脳科学がひらく音楽の新しい可能性