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タイトル |
西洋の美学・美術史(セイヨウノビガク ビジュツシ) |
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学問としての美学は美・芸術・感性を主たる考察対象とする。西洋での美学の成立とその後の展開を明らかにし、芸術という観念の成立と変貌、美と快の関係、美的なもの、創作、解釈、批評などの主題を論じる。西洋の美術史は人間像を中心とする。まず西洋美術の大半を占めるキリスト教美術の成立と展開を聖母や幻視などの主題を中心に概観し、さらに死、性、食、自然などのテーマがいかに造形と結びついたか、東洋の事例とも比較し多くの作品から考える。
1.美学の成立ー感性的認識の学から芸術の哲学へ 2.美学の展開ー芸術作品の存在論、感性論、身体美学 3.美ー快とのかかわりに即して 4.美ー知覚とのかかわりに即して 5.美的範疇ー美の変貌 6.芸術の成立ー模倣する技術から美しい技術へ 7.芸術の変貌ー革新を支えるもの 8.創作と解釈ーその循環構造をめぐって 9.聖像と偶像ー宗教美術の始まり 10.聖母と美術ー信仰を育んだイメージ 11.幻視と召命ーキリスト教美術の本質 12.死と追悼ー墓廟と記念碑 13.飲食と食材ー風俗画と静物画 14.性と裸体ーヌードの歴史と意味 15.自然と人間ー風景画と自然表現