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タイトル |
分析心理学セミナー(ブンセキシンリガクセミナー) |
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〈意識の流れはある道のりを、そして無意識の流れは別の道のりを進むものだということには気がついていたのですが、どこでこの二つの流れが合流するのかがわかっていなかったのです。(…)超越機能という言葉を用いることで、私は意識と無意識の媒介の可能性について詳しく述べてみたのですが、これは大いなる光明としてやってきたものなのです〉
本書は1925年のチューリッヒにおいて、ユング心理学がまさに産声をあげたセミナーの記録である。
フロイトとの交流と決別、その後に訪れた心の危機、そして〈無意識との対決〉から超越機能へーー。『赤の書』のもととなった自己実験に取り組んだ後のユングによる赤裸々な語りは、『ユング自伝』の素描となった心理療法家の人生の記録であり、心をめぐるひとつの思想の誕生でもあった。
無意識という心の深みへと降りていくことは、われわれにとってどのような経験なのか? そして、ユングはいかにしてそれを可能にしたのか? 広大な思想の最良の手引きと呼ぶべき、ユング心理学誕生のドキュメンタリ。
2012年 フィレモン・シリーズ版への序文(ソヌ・シャムダサーニ)
序論(ソヌ・シャムダサーニ)
1989年版の序論(ウィリアム・マガイアー)
謝辞(ウィリアム・マガイアー)
前書き
第1回 1925年3月23日
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
解題(大塚紳一郎)
訳者あとがき
注
文献索引(年代順)
夢・ファンタジー・ヴィジョン索引
事例索引
索引