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タイトル アラシ 奥地に生きた犬と人間の物語(アラシ オクチニイキタイヌトニンゲンノモノガタリ)
著者名 今野 保(コンノ タモツ)
出版社名 山と溪谷社
ジャンル 文庫
isbnコード 9784635049993
書籍のサイズ 文庫
発売日 2024年06月18日頃
販売価格 1,100
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角幡唯介氏、大絶賛! 「傑作! ジャック・ロンドンの『野性の呼び声』そこのけのすごい話だった。」 吹雪の夜に迷い込んできた山犬の仔は、過酷な北海道の原野を生き抜き、やがて仲間とともに山奥へ消えたーー。 犬と人の絆、野生の掟、生と死がせめぎ合う伝説の名著。 ーーー 「アラシ、どこへ行く」と呼びかける私の声に見向きもせず、アラシは沢に架かる木の一本橋を渡って対岸へ走り、たちまち視界から消え去った。 こんなことは今までのアラシにはなかった。”もしかして、このまま帰ってこないのではないか。” 私は何故とはなしにそう思った。 (本文「アラシ」より) ーーー 川で溺れかかった今野少年を救ったクロ(1)。 嵐の夜に迷い込んできた山犬・アラシとの絆と野生の掟に従い訪れる別れ(2)。 大熊をも倒したという勇猛果敢なタキの話(3)。 人と驚くほど意思を通じ合わせることのできたノンコのこと(4)。 北海道の美しく過酷な大自然の中でそれぞれの犬と刻まれる4つの物語。 野生みなぎるノンフィクションの名作。 解説/角幡唯介。 ■内容 1クロ 鶏小屋の侵入者/野犬の群れ/夜の山道/旅立ち/別れのとき 2アラシ 山火事/吹雪の夜/山犬の群れ/夜襲/身近な出来事/吹雪の道で/山へ帰る 3タキ 働きもの/大きな足跡/毒矢/野辺送り 4ノンコ 悲鳴/心を読む/習癖/野生の戦い/離散 解説






 
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