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タイトル |
音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バーンスタイン(オンガクカノデンキ ハジメニヨムイッサツ バーンスタイン) |
出版社名 |
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス |
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【音楽家の伝記シリーズ】
10歳から読めて、大人にも本物の感動を。
歴史上の偉大な音楽家たちの生涯を、物語のように読みやすく。
10歳から読めるクラシック音楽入門書。音楽が試聴できるQRコード付き!
●小学校5年生以上で習う漢字には、すべてルビをふっています。
●本の中に出てくる楽曲を、その場で試聴できるQRコード付き。
●音楽家の関連地図、人生年表などの付属資料も充実。
●図版も多数掲載。
●著者が選ぶ、おすすめの楽曲リスト「はじめにきく1曲」を紹介。
カバーイラスト:北澤平祐
シリーズデザイン:山田和寛(nipponia)
音楽をすること、それは人とこの世界を愛すること
[目次]
プロローグ
第1章 一九四〇年、タングルウッド
第2章 チャンスを求めて
第3章 何かが起きた!
第4章 無敵のヒーロー
第5章 戦場のコンサート
第6章 《ウエスト・サイド物語》
第7章 ニューヨーク・フィルとの十一年
第8章 空飛ぶマエストロ
第9章 平和への旅
第10章 雨のタングルウッド
注釈・参考文献
あとがき
バーンスタインの人生と歴史上の出来事
はじめにきく1曲
"ふたたび音楽監督の仕事に戻りながら、彼はジレンマに苦しんだ。
ーーニューヨーク・フィルの仕事はたしかにすばらしいが、奴隷のように身をしばられる。いまの自分は指揮者と作曲家のどちらにも徹し切れないで、宙に浮いている。自分の人生を細切れにして売るのには、もう疲れた。
社会的にはトップの座まで昇りつめながら、彼は不安と焦燥にもがき苦しんだ。"(本文より)
■著者について
ひの まどか
音楽作家。東京生まれ。東京藝術大学器楽科(ヴァイオリン専攻)卒業。東京ゾリステンほかでヴァイオリニストとして活躍。東京藝術大学、故小泉文夫教授の下で民族音楽を研究。その後、作曲家の伝記や小説、音楽解説などの執筆活動に入る。現地取材がモットーで、「作曲家の物語シリーズ」(リブリオ出版・児童福祉文化賞を2度受賞)は全20巻中、19巻を手がけた。主な著書に『星の国のアリア』(講談社)、『総統のストラディヴァリ』(マガジンハウス)、『戦火のシンフォニー』(新潮社・第25回新日鐵住金音楽賞特別賞)。原案・監修に「学研 音楽まんがシリーズ」などがある。