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タイトル |
クロスボーダー取引課税のフロンティア(クロスボーダートリヒキカゼイノフロンティア) |
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総合主義から帰属主義へ─日本における国際課税制度が変化をとげている。国際的な仕組みに調和するための変革,その中で生じる諸問題につき,様々な角度から議論する。租税法研究者・弁護士の共同研究の成果をまとめた研究書。
1 最近の国際課税制度の流れ(中里 実)
2 多国籍企業のタックス・プランニングとBEPSプロジェクト(太田 洋)
3 国際租税法における規範形成の動態(藤谷武史)
4 国家間の課税目的の情報交換の発展(伊藤剛志)
5 ロケーション・セービングまたは立地特殊優位性をめぐる議論動向(吉村政穂)
6 中間持株会社について(中里 実)
7 英国税制改正がわが国企業の英国子会社に与える影響(太田 洋・清水 誠)
8 国境を越えた役務提供と消費課税(野田昌毅・黒松昂蔵)
9 準備的・補助的活動と恒久的施設(PE)(野田昌毅・黒松昂蔵)
10 事前確認制度の日米比較(弘中聡浩・中村真由子)
11 外国投資信託に係る課税上の問題(伊藤剛志)
12 ソフトウェア取引の源泉徴収について(園浦 卓)
13 タックス・シェルターと効率性(J.マーク・ラムザイヤー)