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タイトル |
南北朝の宮廷誌(ナンボクチョウノキュウテイシ) |
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南北朝時代の北朝の関白で、連歌の名手二条良基。その仮名日記は荒廃した朝廷を復興し、新たな公武関係を構築しようと苦闘する姿を映し出す。三つの作品を文学と政治両面から読み解き、もう一つの南北朝動乱期を描く。
『小島のすさみ』(南北朝の動乱と北朝の廷臣/『小島すさみ』を読む(一)/『小島』のすさみを読む(二)/『小島』のすさみを読む(三))/『さかき葉の日記』(貞治の神木入洛/『さかき葉の日記』を読む(一)/『さかき葉の日記』を読む(二)/応安の神木入洛)/『雲井の御法』(宮廷行事としての法会/『雲井の御法』を読む(一)/『雲井の御法』を読む(二)/宮廷誌としての仮名日記)/附録 中世廷臣の仮名日記一覧/摂関家略系図/『小島のすさみ』関係地図/鎌倉〜室町期の内裏・仙洞における法華八講・法華懺法講の一覧/補論