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タイトル 朝鮮籍とは何か(チョウセンセキトハナニカ)
著者名 李 里花(リ リカ)
出版社名 明石書店
ジャンル ビジネス・経済・就職
isbnコード 9784750350790
書籍のサイズ 単行本
発売日 2021年01月28日頃
販売価格 2,640
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朝鮮籍とは、植民地期朝鮮から日本に「移住した」朝鮮人とその子孫を分類するために、戦後の日本で創り出されたカテゴリーである。本書は、朝鮮籍をめぐる歴史的変遷をたどりながら、朝鮮籍の人が直面したリアリティにも焦点を当てることで、その実像に迫ろうとするものである。 序文 なぜ朝鮮籍なのか[李里花] 第1章 朝鮮籍在日朝鮮人の「国籍」とは?--法学の観点から[高希麗]  1 はじめに  2 日本における外国人としての在日朝鮮人ーー朝鮮籍のはじまり  3 朝鮮半島における在外(海外)同胞としての在日朝鮮人ーー国民の範囲  4 国籍未確認としての朝鮮籍者ーー国民国家の狭間で  5 おわりにーーこぼれ落ちる存在への並走  コラム1 分断と統一ーー朝鮮籍から見えるもの[郭辰雄] 第2章 朝鮮籍の制度的存続と処遇問題ーー日本政府による韓国の限定承認と在日朝鮮人問題への適用[崔紗華]  1 はじめに  2 前史ーー朝鮮籍の誕生と日本国籍の喪失  3 日本政府の限定承認論と朝鮮籍の制度的存続  4 日本政府の限定承認論と在日朝鮮人の処遇問題  6 おわりに  コラム2 元プロサッカー選手・安英学氏インタビュー[李晋煥] 第3章 日本政府による「朝鮮」籍コリアンの排除ーー2000年代のバックラッシュのなかで[ハン・トンヒョン]  1 はじめに  2 在留外国人統計における「朝鮮・韓国」の分離  3 海外渡航に際して「誓約書」を強要  4 韓国渡航をめぐる「みなし再入国」運用の混乱  5 分離集計のその先と朝鮮学校の処遇  6 おわりに  コラム3 「思想としての朝鮮籍」を追って[中村一成] 第4章 韓国入国問題を通して見る朝鮮籍者の政治的多様性の看過[金雄基]  1 はじめに  2 日本における朝鮮籍者をめぐる処遇の歴史的変遷  3 南北朝鮮との関係性によって明らかになる朝鮮籍者の政治的多様性  4 韓国は朝鮮籍者をどのように処遇してきたのか?  5 「非北」朝鮮籍者による韓国社会に対する政治的主張  6 結論  コラム4 海外の「無国籍」コリアン[李里花] 第5章 済州島、三河島、そして朝鮮籍[文京洙]  1 一世と二世  2 三河島の済州人ーー泉靖一の調査から  3 「朝鮮籍」を生きて  4 「韓国籍」へ  コラム5 国連と無国籍の解消ーー# I Belong キャンペーンを通して[秋山肇] 第6章 なぜ無国籍の「朝鮮」籍を生きるのか?[丁章]  コラム6 国籍の無い、国籍を超えた社会へ[陳天璽] 第7章 グローバル時代の朝鮮籍ーーインタビューからみるアイデンティティ諸相[李里花]  1 はじめに  2 グローバル化、ヘイト、そして韓流  3 インタビューからみる朝鮮籍のアイデンティティ諸相  4 おわりに  あとがき[李里花]  執筆者紹介






 
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