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タイトル |
骨盤と仙腸関節の機能解剖 骨盤帯を整えるリアラインアプローチ(コツバントセンチョウカンセツノキノウカイボウ コツバンタイヲトトノエルリアラインアプローチ) |
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「痛みのある部位ばかりが問題ではない」
英国オックスフォードのJohn Gibbonsによる『強める! 殿筋』に続く、新たな著書を邦訳。殿筋に続いて、著者は骨盤帯という時として見過ごされることもある部位に注目した。骨盤帯痛はもちろん、下肢、腰背部から頚部まで身体各部に現れた痛みの原因は、痛みの部位ではなく骨盤帯および下肢のアライメントに影響しているのではないかと、考察を深めていく。
骨盤帯の基本的な解剖から、寛骨や仙骨の動きによってどのようなことが起こるのかといった機能解剖学、問題の所在を突き止める検査法・評価法、マッスルインバランスを改善するための運動療法、骨盤に起因するマルアライメントを整える徒手療法まで、骨盤とそれにかかわる関節への治療をトータルかつ丹念に解説。本書1冊で、仙腸関節を含む骨盤帯の運動学を学ぶとともに、評価の方法と新たな治療法を身につけることができるだろう。
第1章 骨盤および仙骨関節の解剖学
第2章 骨盤および仙骨関節の動き
第3章 仙腸関節の安定性、マッスルインバランスと筋膜スリング
第4章 歩行・歩行周期と骨盤との関係
第5章 下肢長差と関連する骨盤と運動連鎖
第6章 脊柱における力学の法則
第7章 マッスルエナジーテクニックと骨盤との関係
第8章 股関節、および股関節と骨盤の関係
第9章 殿筋群と骨盤の関係
第10章 腰椎、および腰椎と骨盤の関係
第11章 仙腸関節スクリーニング
第12章 骨盤の評価
第13章 骨盤の治療