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タイトル |
新校注 伊勢物語(シンコウチュウイセモノガタリ) |
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我が国の古典文学の中で、『伊勢物語』ほど、多くの読者に愛され親しまれた作品はない。清少納言や紫式部もこれをこよなく愛していたようであるし、鎌倉・室町時代の古写本が最も多く残っているのも、また江戸時代に木板本として上梓されることが最も多かったのも、『伊勢物語』だったのである。
こんな『伊勢物語』を、声に出してゆっくりと読んでみることは現代の日本人に与えられた至宝の時間であると言ってよかろう。
凡例
本文(第一段〜第百二十五段)
勘物と奥書
付録(補充章段一〜十九)
解題
関係系図
関係年表
和歌各句索引
語彙索引