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タイトル |
論集 泉鏡花 第七集(ロンシュウイズミキョウカダイナナシュウ) |
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十一篇の書き下ろしの論考と、最も詳細な「参考文献目録」とを合せもって、泉鏡花研究の最前線を示すべく編集。
泉鏡花と印度哲学の接点 松村友視
本を読む鏡花 鏡花を読む川端 須田千里
泉鏡花「黒百合」を読む 羅小如
本郷台の青春挽歌ーー『湯島詣』と赤門派についての覚書ーー 鈴木啓子
泉鏡花『頰白』論ーー庚申塚と女神(にょしん)像をめぐってーー 西薗有加利
鏡花と人形ーー『神鑿』論ーー 野口哲也
『浮舟』の方法 西尾元伸
〈物語〉を演じるということーー「小春の狐」のメロドラマ性をめぐってーー 今藤晃裕
「木の子説法」が描く舞台と過去ーー関東大震災という断絶を超えてーー 鈴木彩
「古狢」論ーー〈魔〉を生み、導くーー 富永真樹
菩薩行の物語としての「山海評判記」--お李枝の捨身をめぐってーー 早川美由紀
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〔資料〕泉鏡花参考文献目録(雑誌の部)補遺八 田中励儀
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あとがき