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タイトル |
本当の自分を求めて(ホントウノジブンヲモトメテ) |
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自分という存在を精神医学的観点から定義することの極限に直面した人々…。癒しの寺院に暮らす聖女と祟められるインド人女性、精神を病み回復した後、子どもたちに赦しを求める服役中の母親、生涯を精神分析医への復讐に捧げる男性、そして、自分の診断で自分自身を決めつけ10年経った後、薬なしでは自分が何者なのか分からなくなり断薬を決意する裕福な若い女性。アヴィヴの探求は、自身が6歳のときに病棟で生活し経験したこと、そこで出会った患者との人生の平行線を辿り、やがて途絶えるまでを描く。彼女の証言は私たちの心の脆弱さとレジリエンス(回復力)を証明する。