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タイトル |
映像ライティング&カラーグレーディング(エイゾウライティングアンドカラーグレーディング) |
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魅せるショットを紡ぎ出す光のコントロール術。映画現場の照明技師(ライトマン)が培ってきた経験から語る、ライティングとグレーディングの参考書
映像制作のデジタル化により、撮影、編集、整音、画像処理を1人で行うビデオグラファーが注目を集めています。しかし、その守備範囲の広さやハードウェアの更新や日々の作業に追われ、知識を身につけることもままなりません。ライティング/撮影/カラーグレーディングが、実際の現場でどう結びつき、映像美を生み出すのかという知識が求められています。本書は、映画現場の照明技師(ライトマン)が培ってきた経験から語る、ライティングとグレーディングの参考書です。
映画製作においてライティングは専門職として独自の技術が培われてきました。日本では照明技師という職業が生まれ、映像に映る光のすべてをコントロールしています。しかし、映像制作に携わる方々でも『映像美をもたらすのは分かるものの、実際何をしているのかよく分からない』と言う方も多く、そのため、制作上の行き違いや不本意な結果を招く場面もしばしばあります。本書は照明技師の育成書ではなく、プロデューサーやディレクター、他の現場スタッフなど映像/映画に関わる全関係者に向けて書かれています。したがって映像美(ルック)に興味のある映画ファンやビデオグラファー、VLOGER、YouTuberも興味を持てる内容になっています。
ライティングとグレーディングを同一の本で解説したのも画期的です。
かつてフィルムとレンズ、ライティングが担っていた映像の「ルック」はデジタル化に伴い、新たな命を吹き込む「カラーグレーディング」というツールを産み出しました。同じライティングでもフィルムやカメラや絞り、レンズなどでルックが変わるのと同様、グレーディングでまったく違った印象に変化します。今や、ライティングとグレーディングは切り離せない重要なパートナーです。
これまでに存在しなかったデジタル時代ならではの映像ライティングとグレーディングの参考書が誕生しました!
【著者について】太田 博 (オオタヒロシ)
東京都出身。専修学校日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業後、照明機材会社を経てフリーランスの照明部として活動。現在、照明技師として様々な映画、ドラマ作品に携わる。
■主な照明担当作品として、
MBSドラマ スカム、ホームルーム テレ東ドラマ GIVER、モブサイコ100 U-nextドラマ すじぼり 日テレドラマ スプラウト
映画 「0.5ミリ」(2014)、「破裏拳ポリマー」(2017)、「たまこちゃんとコックボー」(2015)、「赤×ピンク」(2014)、「じゅういちぶんのいち」(2014)、「仮面ティーチャー」(2014)、「今日子と修一の場合」(2013)、「戦闘少女」(2010)、「東京残酷警察」(2008)、黒色すみれMV ラピスラズリ、他多数。
■主な照明&グレーディング作品として、
「東京ドラゴン飯店」(2020)、「全員死刑」(2017)、「最高の仕打ち」(2017)、「 虎影」(2015)、「明日へのワープ(世にも奇妙な物語 ’18春の特別編)」「過ちスクランブル」(2018)(*グレーディングのみ)、「ABC of Death」(2012)などがある。