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タイトル |
どうして、もっと怒らないの?(ドウシテモットオコラナイノ) |
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今、注目度が急速に高まっている荒井裕樹さんの対談集。障害者・ハンセン病者・精神病者の自己表現を研究する異色の近代文学研究者である著者が、相模原障害者殺害事件以降、積極的に新聞、ネット論壇で発言をしている。この本では障害者に生きる場を与えようとしない社会に対して根源的な問いを突き付けてきた脳性マヒ者集団「青い芝の会」を中心とした障害者運動の今日的意義を語る。
対談者:尾上浩ニさん(DPI日本会議副議長)、中島岳志さん(東京工業大学教授)、川口有美子さん(ALS/MND サポートセンターさくら会副理事長)、原一男さん(映画監督)・小林佐智子さん(プロデューサー)、九龍ジョーさん(編集者、ライター)。
●尾上浩ニさん(DPI日本会議副議長)
「否定された存在から当たり前の『生の肯定』を求めて」
● 中島岳志さん(東京工業大学教授)
「相模原事件から親鸞『悪人正機説』まで、
青い芝の会『行動綱領』から考える」
● 川口有美子さん(ALS/MND サポートセンターさくら会副理事長)
「相模原障害者施設殺傷事件から、
いのちの始まり〜おわりを考える」
● 原一男さん(映画監督)・小林佐智子さん(プロデューサー)
「『さようならCP』ができるまで」
● 九龍ジョーさん(編集者、ライター)
「本当に『障害者は自分の人生に関係ない』と言えるか」