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タイトル |
なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか(ナゼ キタチョウセン ワ ホウカイシナカッタノカ) |
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金正恩が表舞台に登場した。国民を拉致され核の脅威にさらされている国として無関心ではいられない。北朝鮮は危機的状況にもかかわらず体制は維持されている。なぜか。利益の最大公約数は現状維持であり、つねに変化にブレーキがかかる。しかしそれは、遠からず金正日の死の時を迎えて、いったん動きはじめれば周辺国すべてが巻き込まれ、誰も止められなくなるということではないか。虎視眈々、自らの国益のためのみに動く関係諸国それぞれの本音と思惑を凝視。朝鮮半島問題の事象ひとつひとつに秘められた真実を歴史のなかに位置づけた衝撃の一冊。