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タイトル |
新知見の戦国史(シンチケンノセンゴクシ) |
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信長の兵力、秀吉の行軍力、信玄の城攻め……疑問をもって、考える。あたりまえ、では済まさない。ご一緒に「疑って」みましょう──東京大学史料編纂所本郷教授が定説を疑いまくる。歴史は疑うから面白い。 戦いにおいて、兵の数は力である。だから領主は国を豊かにし、人口を増やし、食料を蓄え、交通路を整え、強い軍事力を構築しようと願います。戦いでは、兵の数はきわめて重要な要素であるわけです。こんなあたりまえのことが、現状の歴史学ではなおざりにされています。〈本書より〉