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タイトル 恩送り(おんくり)(オンクリ)
著者名 佐藤芳直(サトウヨシナオ)
出版社名 径書房
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784770502407
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年06月17日頃
販売価格 1,760
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サーチ
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恩送(おんく)り。それは、「今」を良くして「未来」に手渡すこと。 「今」とは、私たちが生きるこの社会であり、この国のことです。 この今をつくったのは、私たちではありません。   考えたことがありますか? この「今」が、どれだけの人たちの想いや意志や愛の果てに 在るのかということを──。   今を生きる若者に問いたい。 「何かご不満ですか?」 と。   本書は、私たちのこの「今」がどのように受け継がれてきたのかを詳らかにしながら、 どんな時代でも変わらない「人間らしい生き方」とは何かを説き明かすものです。   *   *   *   毎年満開の桜を観て思うのです。 私は今、幾多の先達、祖先の「愛」を観ているのだと。 いつか満開の美しい姿を未来の子孫に観せるのだよ── そんな思いで桜の苗木を植えてくれた結果として、 私たちは世界でも稀な花見文化を楽しむことができています。 その未来の子孫のためにとの愛の結晶こそが、桜の花々なのです。 日本人がこれほどまでに桜を愛で、何とも言えない懐かしさに浸るのは、 先祖の私たちへの恩送りを感じるからではないでしょうか。 次世代を生きる人々のために桜の苗木を植え続ける。 その思いを私たちも受け継いでいるのです。 (本文より)     ▼主な内容(目次より) ● “JAL機奇跡の脱出劇”をもたらした、 日本人ならではの特性 ● 他者の心に気を配る日本人の気質は、 なぜ生まれたのか? ● 「みんな仲良く、争わず」 縄文から現代に至る私たち日本人の素養 ● 祖先のお陰で今がある。 そう思える社会だからこそ「恩送り」の思想が受け継がれた ● 「情」の発動とは、「誰かが悲しいと私も悲しい」 と思うその共感性にある ● AIの時代にこそ日本人的感性が必要とされる。 それが愛という名の「情」である ● ただ生きるのではなく、善く生きること。 それが人間らしい生き方 ● 人間はどんな状況でも、 心の在り方しだいで変わることができる ● 自分一人でつくったものなどこの世界には何一つない。 すべては受け継いだもの ● 自然のなかに包まれていると、 なぜ私たちの心は懐かしさを感じるのか? ● …






 
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