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タイトル |
こどものこころの環境(コドモノココロノカンキョウ) |
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クライン派精神分析を総括する「こころの六つの次元」(第1章)から、コミュニティ・家族に内属する個人モデル(第2章)、コミュニティ・家族という組織体の基底的想定レベル(第3・4章)、家族の組織体(第5章)、個人のパーソナリティ組織体(第6章)、さらに一九六八年のタヴィストック・クリニックにおけるスクールカウンセラー課程に結実した独創的なカウンセリングモデルを紹介する「補還」まで、クラインの「結合両親像」とビオンの「基底的想定」を援用しながら新しいコミュニティ・家族を構築する。メルツァーの想像力と構想力が交差した、現代クライン派精神分析モデルによる新たなる家族論。