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タイトル |
いのちのうちがわB面(イノチノウチガワビーメン) |
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文明の利器を用いない独自のスタイルで登山を続ける登山家・作家の服部文祥が、木村伊兵衛写真賞を受賞した気鋭写真家・石川竜一の最新作『いのちのうちがわ(赤々舎)』に世論を超越した詩を添えた一冊。同じ地平を生きる動物たちのうちがわ=内臓を美しい造形として写しとった石川の作品に潜む影を、服部ならではのリアリズムで浮き彫りにする。
■目次
序 -生命大河論ー
現象としての命
・おしくらまんじゅう
・食べ物
・体と修羅
・最大の効率化
・癌
・己の命
北海道無銭旅行
・轢死タヌキ
北海道無銭旅行 解説
・鹿は満ち足りていた
北海道南西部・渡島半島縦断無銭旅行行程
装備とスタイル
北海道無銭旅行の一日
・正直者
サバイバルラヂオ[テーマ]非生産主義
・物体と空間
サバイバルラヂオ[テーマ]自力信仰
サバイバルラヂオ[テーマ]自由な瞬間
・登山はアート
サバイバルラヂオ[テーマ]表現と経験
・溜め糞の森
サバイバルラヂオ[テーマ]最後の晩餐
・展示期間最終日に出た結論
石川竜一との山旅
・岩の岩魚
・モリアオガエル
・出猟日記 87頭目の鹿
・出猟日記 83頭目の鹿
・出猟日記 84頭目の鹿
プチサバイバル
・出猟日記 117頭目の鹿
・内ロース応援団
・チクワ
・ポエム
・飼い主
・生命讃歌
出猟日記
・生命大河
・野ニ生キル
・フランシス・ベーコン
・ベースボールナックルモンキー
・ヒューマニズム
・可燃
・解
ー 生命大河論(序) - 補足
命は尊いか?
・ムカシッダルタ
・獲物
・睾丸
・非狩猟獣でも有害獣
・ナツ
・インドの落書き
ただ生きる
・銃猟
・被弾
・パースペクティブ
・死が訪れる
・意味
・本書を制作するにあたって
あとがき