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タイトル |
裏火盗裁き帳【三】(ウラカトウサバキチョウ サン) |
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火盗改メの影の組織として、長谷川平蔵の命により結成された「裏火盗」。
凶盗・尾鷲の銀蔵の相次ぐ畜生盗みを阻止すべく謎の気儘頭巾の一団が暗躍するなか、旗本一家郎党が毒殺される事件が連発した。被害者たちに共通するのは、かつて伊豆金山勤番であったこと。やがて二十年前に金山の山中で起きた金塊強奪事件の首謀者として殺されたはずの、旗本・藤木彦之助の亡霊が蘇る!
裏火盗の御頭・結城蔵人が幼い頃、兄と慕った彦之助が復讐の鬼と化し、濡れ衣を着せた旗本たちに鉄槌を下しているのか? 尾鷲の銀蔵を追う気儘頭巾の正体とは? さらに、江戸町民を人質に幕府から五万両を強請る謎の人物「龍神」があらわる!
大好評「裏火盗裁き帳」シリーズ第三弾!!