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タイトル |
自分という壁 自分の心に振り回されない29の方法(ジブントイウカベ ジブンノココロニフリマワサレナイニジュウキュウノホウホウ) |
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思い込み、妄想、勝手な期待、他人と比較したくなる気持ちー
自分の心の中にある、これらの「壁」を超えることができれば、
あらゆる悩みや苦しみを手放すことができます。
「家族と仲が悪く毎日イライラしている」
「職場の上司と性格が合わなくてつらい」
「恋愛がうまく行かず苦しい」
このような悩みや苦しみは、
「他人」が生み出しているのではありません。
家族、職場の上司、恋愛相手は単なるきっかけに過ぎず、
その結果、生じた苦しい感情は、すべて「自分の心」が
出どころになっているのです。
私たちは誰もが、他人に対して
「わかってくれるはずだ」
「こう思っているに違いない」
「きっと○○してくれるだろう」
などといった、自分本位の期待や思い込み、妄想をしています。
それが叶えられない、自分の思い通りにならないことで、
怒りや悲しみなど、さまざまな負の感情が生まれてしまいます。
逆に、そういった思い込みや妄想の壁を乗り超え、
心の中から取り外していくことができれば、
あらゆる悩みを手放していくことができるのです。
本書では、長年にわたり数多くの人々の悩みや
苦しみと向き合ってきた禅僧である著者が、
仏教の思考法に基づき、
自分の心との向き合い方、
負の感情の手放し方をお伝えしていきます。
怒り、悲しみ、不安、嫉妬、後悔ー。
あなたを苦しめるネガティブな感情との向き合い方、
上手な手放し方を身につけることができれば、
楽しい、嬉しい、幸せな気持ちになれる瞬間が
どんどん増えていくはずです。
○第1章 「悩み」が生まれる場所
…「あれもほしい、これもほしい」があなたの苦しみの原点
…生き方が「巧い人」と「下手な人」の違いとは
…苦しみを作り出すのは他人ではなく「自分の心」 など
○第2章 「怒り」の壁の乗り超え方
…他人へのイライラは「勝手な期待」から生まれる
…ムダな「好き・嫌い」の判断をやめる
…悲しみを「いったん置いておく」練習をする など
○第3章 「無知」の壁の乗り超え方
…「なんとなく不安」は正体を見える化すれば捨てられる
…その人の「発言」ではなく「行動」で評価する
…「諦め」て、すべてを明らかにする など
○第4章 「ほしい」の壁の乗り超え方
…「羨ましいあの人」と同じ努力が自分にできるか
…「どうにもならないこと」に心を使わない
…「あの人よりマシ」というちっぽけな優越感は幸せを遠ざける など
○第5章 マイナスな感情に溺れる「心のクセ」の直し方
…心の中を「善いもの」で満たす習慣づくり
…「ほとんど妄想」と割り切って生きる
…瞑想とは、自分の心の移ろいに「気づく」こと など
○巻末付録 25の善心所と13の同他心所