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タイトル |
ビジネス実務マナー検定受験ガイド1級<増補版>(ビジネスジツムマナーケンテイジュケンガイドイッキュウゾウホバン) |
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ビジネス実務マナー検定は、「ビジネスの場での仕事の仕方とマナー」について問われます。組織の一員としての自分と、上役や同僚、部下、顧客たちとの関係性を理解しているか、「誠意と誠実」に裏打ちされた仕事の仕方を理解しているかなどが具体的に出題されます。当検定の学習を通じて、ビジネスの場での対人関係能力を身に付けることができます。
本年度の検定リニューアルにより、ビジネス電話の実務やマナーを問う新試験領域「電話実務」を追加しました。
まえがき
ビジネス実務マナー技能検定の受け方
1.必要とされる資質
(1)ビジネスマンとしての資質
1状況に応じた行動力、判断力、表現力がある。
2明るさ、誠実さを備えている。
3身だしなみを心得ている。
4自己管理ができる。
(2)執務要件
1一般的な仕事を、確実に実行できる能力がある。
2良識を持ち、模範となる態度をとることができる。
3協調性のある適切な行動をとることができる。
4積極性、合理性、効率性について、深い認識がある。
2.企業実務
(1)組織の機能
1業務分掌について、深い理解がある。
2職位、職制の持つ役割および機能について、深い認識がある。
3会社などの社会的責任および役割について、深い認識がある。
3.対人関係
(1)人間関係
1適切な対人行動をとることができる。
2人間関係の心理について、知識がある。
(2)マナー
1ビジネス実務としてのマナーを活用できる。
2ビジネス実務に携わる者としての服装について、知識がある。
(3)話し方
1話し方の成立要件が認識でき、人間関係への結び付きが理解できる。
2高度な敬語が使える。
3目的に応じた話し方が適切にできる。
(4)交際
1慶事、弔事に関する作法と服装および式次第について、全般的な知識を持っている。
2交際業務全般について、深い知識がある。
4.電話実務
(1)会話力
1感じのよい話し方ができる。
2整った分かりやすい話し方が適切にできる。
(2)応対力
1用件や伝言の受け方が適切にできる。
2用件や伝言の伝え方が適切にできる。
3電話の特性について、深い知識がある。
4電話の取り扱いが適切にできる。
5.技能
(1)情報
1情報活動が効率よくできる。
2情報の整理が合理的にできる。
3情報の伝達が適切にできる。
(2)文書
1一般的な文書が効率よく作成できる。
2文書全般について、取り扱いが適切にできる。
(3)会議
1会議について、深い知識がある。
2会議の運営が一応、できる。
(4)事務機器
1事務機器の機能について、知識がある。
(5)事務用品
1事務用品を適切に使うことができる。