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タイトル |
京都を学ぶ【宇治編】(キョウトヲマナブウジヘン) |
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都とのほど良い距離は、宇治に何をもたらしたか? 「平等院はなぜ宇治に?」「『源氏物語』や絵画に見る宇治」「戦場としての宇治(室町・戦国)」「宇治茶の歴史と科学」など、宇治の景観・歴史・文化・産業を縦横に探究。シリーズ第7弾。
はじめに
1 宇治橋・宇治川・宇治別業
八世紀の宇治 (金田章裕)
平安時代の宇治と藤原氏別業 (杉本 宏)
コラム1 平等院が表現する極楽浄土の景観(杉本 宏)
宇治を描く(家塚智子)
--『源氏物語』・歌枕・名所図ーー
コラム2 変化する宇治の橋姫 (家塚智子)
2 中・近世の宇治と巨椋神社
中世後期の宇治・宇治田原 (川口成人)
--戦乱・都市・城郭ーー
コラム3 宇治の合戦 (森下 衛)
絵図から眺める近世宇治郷 (上杉和央)
巨椋神社本殿の建築史 (中西大輔)
--史料・意匠・工匠ーー
3 宇治茶と茶業景観
ひとつの宇治茶業史 (坂本博司)
--濃茶・薄茶と煎茶─
コラム4 上林松壽 (坂本博司)
--花を愛した宇治の茶師ーー
中宇治の町と町家 (清水重敦)
4 宇治茶の諸相と宇治の民俗行事
宇治茶をめぐる三つの元素の物語 (藤井孝夫)
コラム5 普茶料理 (佐藤洋一郎)
宇治のまちの文化資源の持続性 (森 正美)
--コロナ禍における地域民俗行事から考えるーー
執筆者紹介
あとがき