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タイトル |
レジデントのための これだけ輸液(レジデントノタメノコレダケユエキ) |
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『これだけ心電図』の著者が贈る輸液の入門書
ーー輸液を勉強するときは、初めに読む本が非常に重要です。適切な本を選ぶことができれば効率よく学ぶことができ、輸液が得意になります。必要に応じてより詳しい本を選択し、きちんと理解することができます。
一方、初めに不適切な本を選んでしまうと、分かりにくい記述が嫌になり、途中で挫折してしまいがちです。より詳しい本を読もうという気持ちにはならないし、仮に読んだとしても理解することはできません。
本書は、初学者が初めに読むのに適した本になるよう徹底的に考え、執筆しました。この一冊をしっかり理解すれば自信を持って輸液を行うことができます。一緒に勉強していきましょう。--(前書きより)
第1章 輸液の学び方
第2章 よく使用する輸液製剤
第3章 輸液製剤の組成と体内分布
第4章 浸透圧と張度を理解する
第5章 輸液製剤の適応と使い方
第6章 尿細管の機能
第7章 酸塩基平衡(血液ガス分析)
第8章 電解質異常
第9章 病態別の輸液
第1章 輸液の学び方
輸液を学ぶための3ステップ
第2章 よく使用する輸液製剤
Case1 救急患者のライン確保
Case2 腎不全患者のライン確保
Case3 食事が摂れない場合
Case4 高ナトリウム血症
輸液に必要な器具の名称
投与速度の調節(クレンメ、輸液ポンプ、シリンジポンプ)
針の選択
ライン確保と採血
血液ガス分析と通常採血
第3章 輸液製剤の組成と体内分布
水が存在する部位(細胞・間質・血管)
電解質の単位: mEq/L
脱水
輸液製剤の組成
細胞外液
5%ブドウ糖液
1号液(開始液)
3号液(維持液)
水とNaの移動
生食を血管内投与したときの分布
5%ブドウ糖液を血管内投与したときの分布
1号液を血管内投与したときの分布
3号液を血管内投与したときの分布
第4章 浸透圧と張度を理解する
浸透圧
張度(有効浸透圧)
各輸液製剤の張度
等張液、高張液、低張液
等張電解質輸液、低張電解質輸液、高張電解質輸液
第5章 輸液製剤の適応と使い方
Case1 救急患者のライン確保
Case2 腎不全患者のライン確保
Case3 食事が摂れない場合(水分必要量の詳細)
Case4 高ナトリウム血症
第6章 尿細管の機能
近位尿細管
ヘンレループの細い下行脚
ヘンレループの細い上行脚
ヘンレループの太い上行脚
遠位尿細管
集合管
尿細管に作用するホルモン、抑制薬、関連する疾患
第7章 酸塩基平衡(血液ガス分析)
Step1 アシデミアかアルカレミアか?
Step2 呼吸性か代謝性か?
Step3 代償は適切か?
Step4 AGと補正HCO3-を計算する
Step5 鑑別を考える
第8章 電解質異常
高Na血症
低Na血症
高K血症
低K血症
高Ca血症
低Ca血症
高Mg血症
低Mg血症
第9章 病態別の輸液
ショック
うっ血性心不全
腎不全
糖尿病
糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群
感染症(抗生剤)
炎症性疾患(ステロイド)
食事が摂れない患者(栄養輸液)
ストレス下(ADH分泌亢進)
終末期(皮下輸液)