3次元の実際の構造物についても、1次元的取扱いでかなりの程度正確に実際の要素の応答を記述できるという立場から、本書では、棒(1次元)の弾性論を中心に、はり、柱および軸の応力とひずみの求め方について述べた。材料力学の標準的テキスト。
本書の併用問題集として『基礎演習シリーズ 材料力学』(ISBN 978-4-7853-8110-3)がある。
1.応力とひずみ
2.軸力を受ける棒
3.はりの曲げ
4.はりの応用問題と柱の座屈
5.軸のねじり
6.多軸応力下の応力とひずみ
7.弾性論,塑性論への準備
8.有限要素法