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タイトル 総中流の始まり(ソウチュウリュウノハジマリ)
著者名 渡邉 大輔/相澤 真一/森 直人/東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター(ワタナベ ダイスケ/アイザワ シンイチ/モリ ナオト/トウキョウダイガクシャカイカガクケンキュウジョフゾクシャカイチョウサデータアーカイブケンキュウセンター)
出版社名 青弓社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784787234629
書籍のサイズ 全集・双書
発売日 2019年11月25日頃
販売価格 1,760
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高度経済成長期の前夜ーー総中流社会の基盤になった「人々の普通の生活」は、どのように成立したのか。1965年の社会調査を復元して再分析し、労働者や母親の生活実態、子どもの遊びや学習の様子、テレビと一家団欒など、「総中流の時代」のリアルを照射する。 はじめに 相澤真一/渡邉大輔 第1章 普通の時間の過ごし方の成立とその変容ーー高度経済成長期の団地生活での一日のあり方 渡邉大輔  1 生活時間調査としての「団地居住者生活実態調査」  2 高度経済成長期の団地生活での生活時間の実態  3 団地生活での生活時間のマクロ・ミクロ分析 コラム1 団地生活と耐久消費財ーー新しい生活の形 渡邉大輔 第2章 団地での母親の子育て 石島健太郎  1 団地での母親のつながり  2 団地の母親が置かれた状況  3 団地のつながりを分析する  4 母親にとってつながりとは何だったのか  5 つながりをさらに調べるために コラム2 耐久消費財の普及は家事時間を減らしたのか 渡邉大輔 第3章 団地のなかの子どもの生活時間 相澤真一  1 「子供など夫婦以外の世帯員生活時間表」の集計方法  2 一九六五年の団地の子どもたちの生活時間の分布  3 一九六五年の団地の子どもたちの生活行動 コラム3 近代日本のオルガンがある風景/「総中流」社会のピアノがある風景 相澤真一 第4章 団地のなかのテレビと「家族談笑」 森 直人/渡邉大輔/相澤真一  1 データの集計方法と基本統計量  2 どのような世帯の、誰がより長く、どのような番組のテレビを見ていたのか  3 テレビは大衆文化の伝達メディアだったのか コラム4 団地生活と家事の外部化 渡邉大輔 コラム5 ミシンと専業主婦の「幸福な」結び付き 佐藤 香 第5章 団地と「総中流」社会ーー一九六〇年代の団地の意味 祐成保志  1 なぜ団地を調査するのか  2 政策の手段  3 住宅の内部構成  4 集合の形式  5 団地と「総中流」社会 コラム6 総中流社会と湘南電車 相澤真一 補 章 「団地居住者生活実態調査」の概要とデータ復元について 渡邉大輔/森 直人/相澤真一 おわりに 渡邉大輔






 
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