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タイトル 怪異を歩く(カイイヲアルク)
著者名 一柳 廣孝/今井 秀和/大道 晴香(イチヤナギ ヒロタカ/イマイ ヒデカズ/オオミチ ハルカ)
出版社名 青弓社
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784787292384
書籍のサイズ 全集・双書
発売日 2016年09月30日頃
販売価格 2,200
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土地と移動にまつわる怪異を、私たちはどう受け止めてきたのかーー評論家・東雅夫へのインタビューを筆頭に、怪談、『鬼太郎』、妖怪採集、イタコ、名古屋のオカルト、心霊スポット、タクシー幽霊などの怪異を掘り起こし、恐怖と快楽の間を縦横に歩き尽くす。 はじめに 一柳廣孝 第1章 怪異を旅する:東雅夫インタビュー 聞き手:今井秀和/大道晴香 第1部 往く人、来る人 第2章 旅を棲家に、夢は枯野を……--江戸の客死と怪談 今井秀和  1 異国人の幽霊  2 旅先で死ぬということ  3 幽霊ニ足ノ有ルコト  4 唐に死す、大宰府に死す  5 江戸の旅人と客死  6 異郷と故郷と道中と  7 客死の妖怪「ヒダル神」  8 道中という〈非・日常〉 第3章 地方を旅する鬼太郎ーー怪異が生じる場所を求めて 清水 潤  1 調布で生まれ育った鬼太郎  2 地方へと旅立つ鬼太郎  3 紅衛兵に追われた妖怪たち 第4章 「妖怪採集」のすすめーー日常を拡張するまなざしの獲得に向けて 市川寛也  1 書を携えてまちに出るーーあずき洗い橋を求めて  2 歩く人のまなざしーーテキストからの解放  3 路上の発見者ーー妖怪の考現学  4 まちで見つけた妖怪たちーー隅田川妖怪絵巻の活動を通して  5 聞き手から語り手へーー泪橋のことだま返し 第2部 異郷と故郷 第5章 蔵の中の近代ーー『会津怪談集』と妖怪博士 伊藤龍平  1 『会津怪談集』について  2 対比される近世と近代  3 安部佐市という個性  4 妖怪博士・井上円了との対峙 第6章 土地の神が〈怪異〉になるときーー泉鏡花「山海評判記」から 富永真樹  1 「山海評判記」の〈怪異〉と白山信仰  2 柳田国男の「学問」  3 土地の神が結ばれるとき 第7章 岡本太郎とイタコーー「神秘」というまなざし 大道晴香  1 《イタコ》ブームと岡本太郎  2 「神秘」というまなざし  3 「神秘の世界」としての東北 第3部 ここではない場所 第8章 尾張名古屋、魔の往く道ーー都市空間のなかのオカルト街道 小松史生子  1 名古屋城下の妖怪屋敷  2 名古屋城脱出ルートとオカルト街道の出現  3 魔が駆け抜ける道ーー都市伝説と交通 第9章 よみがえれ、心霊スポット 広坂朋信  1 人はなぜ心霊スポットに行くのか  2 江戸時代の心霊スポット探訪記  3 心霊スポットとはどんな場所なのか  4 心霊スポットの危機 第10章 幽霊はタクシーに乗るーー青山墓地の怪談を中心に 一柳廣孝  1 幽霊が乗るものーー馬から自動車へ  2 青山墓地という場所  3 幽霊はタクシーに乗る おわりに 今井秀和/大道晴香






 
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