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タイトル |
臨床遺伝専門医テキスト2 生殖・周産期領域(リンショウイデンセンモンイテキストニセイショクシュウサンキリョウイキ) |
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日本人類遺伝学会,日本遺伝カウンセリング学会の共同運営による,臨床遺伝専門医制度委員会が監修した,臨床遺伝専門医テキストシリーズ.本シリーズは「臨床遺伝学総論」「臨床遺伝学生殖・周産期領域」「臨床遺伝学小児領域」「臨床遺伝学成人領域」「臨床遺伝学腫瘍領域」の5冊からなり,今回,第2弾の「各論1 臨床遺伝学生殖・周産期領域」が満を持しての刊行となりました.臨床遺伝専門医を目指す医師,必読の書です.
発刊にあたって 小崎健次郎
発刊にあたって 櫻井晃洋
『臨床遺伝専門医テキスト』総編集の序 蒔田芳男
『各論1 臨床遺伝学 生殖・周産期領域』編集の序 佐村 修/浜之上はるか
本書における用語について
執筆者一覧
1.総論
1.生殖・周産期領域のオーバービュー
A 生殖のオーバービュー 三春範夫
B 周産期のオーバービュー 左合治彦
C 女性健康医学・性分化疾患分野 平原史樹
2.生殖・周産期分野における遺伝カウンセリング
A それぞれの分野における遺伝カウンセリング 三浦清徳
3.生殖・周産期領域における遺伝学的検査
A 着床前遺伝学的検査 倉橋浩樹
B 出生前遺伝学的検査 関沢明彦
Column MPS法を用いたNIPTの原理と精度 関沢明彦
Column 非確定的検査の選択 関沢明彦
C 性分化分野で多用する遺伝学的検査 緒方 勤
4.治療・介入
A 不育症ケア・生殖補助医療との連携 杉浦真弓
B 性の概念の理解に基づく性分化疾患に関する介入 上村のぞみ
5.移行医療
A 遺伝領域における移行医療 江川真希子
6.生殖・周産期における社会保障制度
A 不妊助成制度・産科医療保障制度 大畑尚子
2.各論
1.先天異常症候群
A 胎児と染色体疾患 池田敏郎
B 胎児と単一遺伝子疾患 室月 淳
C 胎児と多因子疾患 濱田洋実
D 胎児と外的要因(母子感染・薬剤・放射線) 濱田洋実
E 先天異常モニタリング 須郷慶信
2.周産期管理と遺伝学的アプローチ
A 異常妊娠(多胎・胞状奇胎) 岡本陽子
B 高年女性の妊娠・周産期予後 小川昌宣
C 妊娠中の超音波所見 篠塚憲男
D 遺伝性疾患をもつ妊婦の管理 高木紀美代
3.不妊・不育・性分化・内分泌疾患
A 不育
1 母体年齢と染色体数的異常 山中美智子
2 均衡型相互転座・ロバートソン型転座 黒田知子
B 男性不妊 竹下直樹
C 卵巣機能不全 片桐由起子
D 性分化疾患 丸山哲夫
4.遺伝学的手法
A 出生前遺伝学的検査 山田崇弘
B 着床前遺伝学的検査
1 PGT-MとPGH 末岡 浩
2 PGT-SRとPGT-A 中岡義晴
5.生殖医療の実際
A 生殖補助医療の実際と染色体正二倍体胚獲得の工夫 遠藤俊明
B 配偶子凍結,妊孕性温存 望月 修
Column 第三者のかかわる生殖医療 久慈直昭
6.倫理・法的・社会的課題
A 生殖周期遺伝医療における倫理 斎藤仲道
索 引