「よりやさしく、より深く」 を追求した『マクロ経済分析』の第2版です。本書の特徴は次のとおりです。 ・読みやすい文体を採用しています。 ・数学が苦手でもストレスなく読めます。 ・ページごとに掲げる2色刷りの図表が理解を助けます。 ・章末の補論とFurther Readingを活用して学びを深められます。 ・マネーストック、日銀当座預金、GDP、国富、失業率、求人倍率、 　物価、賃金、景気、人口動態などの最新データを紹介しています。 ・『ケインズ全集』からケインズの言葉をたくさん引用しています。 ・現代の知識とデータを用いてIS-LMモデルを説明しています。 ・財政や少子高齢化などの問題をわかりやすく解説しています。 ・高校の政治経済との「知識の段差」を少なくしています。 ・ソフトカバーの薄い本ですので持ち運びが楽です。 次のような方々に、本書をおすすめします。 ・はじめて経済を学ぶ人 ・かたい文章や数式が苦手な人 ・金融機関や官公庁に就職する人 ・高校で政治経済の科目を担当する先生 ・経済の論争ポイントを知りたい人 学説に過度にとらわれず、法律、制度、統計の推計手順を参照しながら、 「現実の経済がどうなっているのか」を解説しています。平成30年・明治 150年を機に、過去を振り返り、日本の未来を展望する一助となれば幸いです。 金融のしくみについては、姉妹書の『ファイナンスー資金の流れから経済を 読み解くー』をご利用ください。仮想通貨の話題に触れ「お金ってなんだろう」 と感じた方には、特にお勧めです。