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タイトル |
EX従業員エクスペリエンス(イーエックスジュウギョウインエクスペリエンス) |
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従業員エクスペリエンス (EX ; Employee Experience)とは「社員が仕事を通して得られるすべての体験」のことをいい、この体験を通して働く人の意欲や満足度そして幸福度を高めることがその趣旨になります。
つまりEXとは、社員の様々な仕事体験を捉え、それら1つ1つをポジティブに認識できるようにしていくことで、会社や仕事に対する求心力を高めていくことです。「ヒト」が最も重要な経営資源となるなか、EXを高めていくことは重要な経営課題の1つともいえます。
従業員が個々の体験に充実感を覚え、それによって存分に力を発揮することは、イノベーションや成長の推進力を生み出し、ひいては企業価値の向上という連鎖を組織内に醸成することにつながります。
●主な目次
第1章 従業員エクスペリエンスとは何か
第2章 EX 向上 を成功させる6つの領域
第3章 EXをデザインする
第4章 EXにおけるテクノロジー活用
第5章 EX向上のための会社と上司の役割
第6章 先進企業4社の事例
序 章 採用増、離職率減、そして業績の向上
・「従業員エクスペリエンス(EX)調査」からわかったこと
第1章 従業員エクスペリエンスとは何か?
これからの重要な経営課題としての従業員エクスペリエンス(EX)/カスタマーエクスペリエンスから派生したEX/従業員エンゲージメントと何が違うのか/EXが組織と従業員にもたらすこと/若手従業員ほどEXを求めている/海外と日本の現状と今後/選ばれる企業の条件になるEX
第2章 EX導入を成功させる6つの領域
ネットワーキング(社員同士の交流)/ワークスタイル(自ら選べる働き方)/ライフサポート(充実したプライベートライフ)/リクルーティング&オンボーディング(心理的安全性が満たされた組織)/キャリア&スキルデベロップメント(成長への手厚い投資)/リワード&リコグニション(公正・公正な処遇と承認)
第3章 EXを高めるための全社的取り組み
EXの現状分析/テクノロジー活用による制度の構築/従業員の声を収集するシステムの構築
第4章 現場での運用ポイント
マネジメントのスタンス/6つの領域別運用のポイント/ネットワーキング領域/ワークスタイルオプション領域/ライフサポート領域/リクルーティング&オンボーディング領域/キャリア&スキルデベロップメント領域/リワード&リコグニション領域
第5章 日本国内企業4社の導入事例
パーソルホールディングス/メルカリ/富士通/ユニリーバ・ジャパン