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タイトル 1960年代〜2000年代 京浜電車の記録(センキュウヒャクロクジュウネンダイカラニセンネンダイケイヒンデンシャノキロク)
著者名 諸河 久/北澤 剛司(モロカワ ヒサシ/キタザワ タケシ)
出版社名 フォト・パブリッシング
ジャンル ホビー・スポーツ・美術
isbnコード 9784802134828
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年09月30日頃
販売価格 2,420
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幼少のみぎり、国鉄東神奈川駅の駅前で飲食業を営んでいた親類への訪問時に、近隣の高架線を疾駆する京浜電車を目撃。東京への帰路には「国電よりも仲木戸駅から京浜電車で帰りたい」と親にせがんだ記憶がある。デハ230型の一党に代表される垢ぬけた京浜電車に魅せられて、中高学時代から沿線や車庫に通っていた。  「カラーブックス」の版元であった保育社から「日本の私鉄14 京浜急行」(1982年4月刊)のカラーページの撮影依頼を受けたのは1981年の秋だった。著者は京浜電車ファンの第一人者といえる吉村光夫氏だった。吉村氏とは筆者の少年期から鉄道友の会の活動を通じて知己を得ていたので、吉村氏の意図する京浜電車のイメージに沿ったカラー作品を提供できたことが嬉しかった。「日本の私鉄シリーズ」で定番となった「コダック・コダクローム64」とキヤノンF-1の撮影機材を駆使して、ローレル賞を受賞した新鋭デハ800系を始めとする京浜電車の魅力を存分に描写することができた。保育社の私鉄シリーズは、愛好者から好評理に迎合され、1989年には新シリーズ「日本の私鉄3 京浜急行」として吉村氏の解説、筆者の写真のコラボレーションで新たに続刊された。 あれから30余年が経過した今春、株式会社フォト・パブリッシングから当時のカラーポジ作品を中核にした写真集「京浜電車の記録」の刊行を打診され、本書を上梓する運びとなった。旺盛な体力と機動力に任せて京浜急行沿線の撮影地を踏破した1980〜2000年代の当該作品により、京浜電車の魅力を十分にお伝えできることを確信している。巻末には学生時代に撮影した1960年代のモノクローム作品に加えて、宮松金次郎氏、宮松繁夫氏、池田 明氏から貴重な作品をご提供いただき、往年の名車デハ230型や初代デハ700型の雄姿を存分に回顧することができた。(序文より) 1章 高速&2扉クロスシートの魅力→5 21世紀のクイーン 2100系→6 1980年代のイメージリーダー 2000・2400系→16 3扉ロングシート、白帯に変身した2000・2400系→30 1960年代の覇者 高性能車 二代目600型→32 3扉・オールクロスシートの快適通勤車 三代目600系→40 画期的だった600系のツインクルシート→48 2章 1970〜1990年代 京急の主力たち→49 マルチパーパスランナー 1000系→50 ローレル賞に輝いた4扉通勤車 800系→66 白帯に変貌した800系→72 両開き扉を採用した次世代の汎用車 1500系→76 ラッシュの主役は4扉の経済車 700系→84 初代600型の更新改番車 デハ460型→90 2扉クロスから4扉ロングに更新改造されたデハ500型→92 黄色い事業用電車たち→94 3章 通勤快特 疾駆する12連の迫力→99 4章 デハ230型とクハ140型の追憶→111 〜Column〜 ペックハム台車を履いた京浜電車→128 5章 正面2枚窓・京急型湘南スタイルの系譜→129 京急型湘南スタイルの嚆矢 デハ500型→130 デハ500型の姉妹車 初代デハ600型→132 週末特急に活躍 一世を風靡したデハ700・730型→134 デハ460型(初代600型を改番)と車体更新車→138 1000系のプロトタイプとなった初代デハ800型→139 京急型湘南スタイルで登場した1000系第1次車→140 最後の京急型湘南スタイル 更新デハ500型→142






 
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