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タイトル カギは「反対語」にあり! 思考力がある人のアタマの中身(カギハハンタイゴニアリ シコウリョクガアルヒトノアタマノナカミ)
著者名 福嶋隆史(フクシマタカシ)
出版社名 大和出版
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784804718927
書籍のサイズ 単行本
発売日 2022年10月13日頃
販売価格 1,760
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サーチ
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夢⇔目標、安心⇔安全、早い⇔速い、一部⇔部分、成功⇔幸福etc.--これら2つの言葉の違いは何? 国語指導のカリスマが「考える力」を飛躍的に伸ばす方法を独自の視点から具体的に明示。年齢を問わず、全ての人に役立つ必携書。 【著者サイトに多数の実物ページ画像や詳細情報あり!今すぐ著者名で検索してください】 (以下、第1章より) 以前、求人情報サイト「バイトル」(ディップ株式会社)のテレビCMに、興味深い内容がありました。乃木坂46の齋藤飛鳥さんと白石麻衣さんが話しています。バイトルアプリのメリットを伝えようとしているやりとりです。 齋藤「探すんじゃなくて?」 白石「え・ら・ぶ・ん・で・す!」 というやりとりがあって、最後は、「探すから、選ぶへ」という字幕がついて終わります。これがこのCMの骨組みです。 バイトルでは、(バイトを)探すのではなく、選ぶんです。 こう言われて、すぐに「ああ、なるほど、それはメリットだな」と思いますか? 正直なところ、「分かったような、分からないような」という感じですよね。 なぜでしょうか。 それは、「探す」と「選ぶ」が、対比になっていないからです。 もっと単純に言えば、反対語になっていないのです。 「探す」と「選ぶ」は、どう違うんだろう? ちょっと注意深くCMを見ていれば、こういう疑問が自然にわいてくるでしょう。 実は世の中、このように「いや、だからさ、それどう違うのよ?」と問いただしたくなるメッセージが、そこかしこに転がっているのです。 今回のCMは制作者が意図的にやっている(わざと分かりにくくしている)可能性もありますが、一般的には、そういうケースは多くありません。 発信者自身は「これで分かるはずだ」と思っているのですが、受信者にしてみればよく分からない、というケースのほうが多いのです。 「分かったつもり」の情報発信。 何らかの主張を訴えかけようとするとき、この現象は簡単に発生します。 テレビ番組。ネット記事。配信動画。新聞記事。本や雑誌。 打ち合わせ。会議。面接。商談。プレゼン。あるいは単なるおしゃべり。 どこででも生じます。 あなたが発信者になることも、受信者になることも、どちらもあるでしょう。 どうすれば、「分かりやすく」発信できるのか。 「分かりにくい」情報を受信したとき、どうすれば「分かる」のか。 カギは、「反対語」にあります。 とりあえず、先のCMを例に考えてみましょう。 (続きは本書へ)






 
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