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タイトル |
日本人の呼吸術(ニホンジンノコキュウジュツ) |
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普段の呼吸が深くなる!
虚無僧尺八奏者が教える優れた日本古来の呼吸術
健康にも武術・スポーツにも芸術にも活きる日本特有の呼吸
密息(みっそく)とは何か?
昔の日本人はみな行っていた、密やかなす呼吸法!
本当に理想的な呼吸は、表面的には体を動かさず、“中”を働かせて無理なく深く吸い吐きが行えること。
健康にも精神安定にも運動性能向上にもなる、理想的な“日本人の呼吸法”を完全紹介!!
CONTENTS
●プロローグ “深い呼吸”の大誤解
“腹式呼吸”ではダメだった!?
継続的に深い呼吸ができる「密息(みっそく)」
●第1章 知っていますか? 日本人本来の姿勢
骨盤を倒すのが日本人!
日本人本来の「正しい姿勢」
“日本人にふさわしくない姿勢”がもたらすもの
骨盤を倒すと重心が一定する
さまざまな“骨盤を倒す”効果
●第2章 呼吸で何が変わるか? 〜「密息」の発見
現在の呼吸は?
4つの呼吸術
危機的な状況にある現代の日本人の「呼吸」
間違いだらけの西洋流「腹式呼吸」
密息の利点、効果
脳の活性化と精神への影響
自律神経、セロトニン神経
免疫機能の向上、疲労回復、皮膚・肌の美化
密息で瞬時に吸気できるメカニズム
密息で身体の動きが止まる
さまざまな要素に敏感になる
“横”の線に敏感になる
「密息」は日本古来の呼吸法だった
日本人の着物文化と身体の秘密
●第3章 尺八と呼吸開発 〜循環呼吸法の体得
虚無僧尺八
日本人は音の高さより音色に敏感
永続音 への希求
“無拍子”の世界
●第4章 「密息」をマスターしよう
○初級編
1.座り方 2.骨盤の倒し方 3.吐く
4.吸う 5.再び吐く 6.吸うと吐くを反復する
○中級編
1.「密息」をマスターするためのイメージ術
2.鼻から吸う音を消すイメージ
3.腹の内部の力を抜き深く吸うイメージ
4.深く吸うためのテクニック
5.底まで吐くためのテクニック
6.深く吐く、腹をへこませない3つの方法
7.深く吐いた後に、力を抜いて吸う方法1「2つのスイッチ」
8.深く吐いた後に、力を抜いて吸う方法2「楕円の呼吸」
○上級編
1.骨盤の角度による利点を考える
2.実践:「密息」をそれぞれの角度で行ってみる
3.声を出す
●第5章 密息を応用する
1.座る 2.腰かける 3.しゃがむ
4.構える 5.歩く 6.走る
7.登る 8.引く 9.担ぐ
●終章 呼吸をコントロールする事 〜人間だけが獲得した“呼吸術”
1.自分を“落ち着かせる”ことができる能力
2.密息で到達した境地
3.呼吸ははまだまだわかっていない!?