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タイトル 古代ギリシアの宗教(コダイギリシアノシュウキョウ)
著者名 ロバート・パーカー/栗原 麻子/竹内 一博/佐藤 昇/齋藤貴弘(ロバート パーカー/クリハラ アサコ/タケウチ カズヒロ/サトウ ノボル/サイトウ タカヒロ)
出版社名 名古屋大学出版会
ジャンル 人文・思想・社会
isbnコード 9784815811648
書籍のサイズ 単行本
発売日 2024年08月19日頃
販売価格 6,930
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日常生活から哲学・文学・芸術、ポリスや王国の統治まで、ギリシア人の「文明」は実は宗教と切り離すことができない。神々や英雄に祭礼・祈りを捧げるなかで、人々は何を経験していたのか。人類学の知見や最新の考古資料も参照しながら、多様性に満ちた信仰の根幹をとらえた、第一人者による格好の案内。  序 文 第1章 なぜ啓示も受けずに信じるのか       -- ギリシア宗教の証拠      証 拠      神託による啓示      書物の役割      神話の語られる場      神話と宗教      神話の不安定さ      儀礼と信仰      啓示としての倫理的な直感 -- 神はいかにあるべきか      神々についてどこまで発言の自由があったのか 第2章 教会を持たない宗教       -- ギリシアにおける宗教的権威      民会における聖なる用務      男神官と女神官      ポリス宗教      ずっとそうだったのか 第3章 ギリシアの神々を分析する      匿名の集合としての「神々」、名前のある神々、添え名のある神々      ローカルな神々の体系パンテオンの限られた多様性      自然の力と神格化された抽象概念      オリュンポス系と地下クトン系      神々のさまざまな「権能」-- 構造主義的アプローチ      まとめ -- ギリシアの神々の体系パンテオン 第4章 英雄たちの力と性質      英雄たちの性質      英雄たちの力 第5章 屠殺、饗宴、交信コミュニケーション      供犠の二面性 -- 饗宴としての供犠、交信としての供犠      変種の迷宮 -- 標準的でない食餌供犠の諸形態      供犠と集団      屠殺が問題となるところ -- 屠殺供犠と「供犠」の統一性の問題     「生食」とその他の特殊ワイルドな儀礼      エンドノート -- 死者のための流血を伴う供犠 第6章 祝祭の経験      祝祭の筋書きプロット -- 神の到来      神の死または消失      神の結婚?     「新生活」と季節      現在における過去 -- 縁起論エティオロジー      都市は自らを祝い、若者を祝う      無秩序で無礼な祝祭      社会の反転      畏れと恐怖?      祝祭と役の割当      祝祭と歴史 第7章 ギリシア人の宗教的経験の多様性      場 所      社会的な立場      ジェンダー      特殊なニーズ -- アキレウス、ディオメデス、そして船乗り     「公的」宗教にみる多様性      私的な結社      秘 儀      誕生としての死 -- 来世への高い希望      呪縛と呪術      御意のままに  補 論  補論1 祭祀に関しての神への助言うかがい  補論2 新しい神を受け入れること  補論3 人間を崇拝すること、および神々の本性  補論4 地下系神格への供犠のタイプ?  補論5 英雄祭祀の初期の歴史  謝 辞  日本語版へのあとがき  訳者あとがき  註  参考文献  索 引






 
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