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ある看護技術について、あれもこれもと深掘りしていった結果、ついに「オタク」レベルまで到達してしまった“沼ハマ看護″第1弾は、看護師なら誰もが行う基本中の基本の手技、「吸引・排痰法」。
つい何となくやってしまいがちですが、中途半端な知識で行うと患者さんを危険にさらしてしまう、実はとても奥が深い技です。
日常の臨床でよく遭遇するけれども、教科書や参考書にはあまり書かれていない、「こんなとき、どうすればいいの?」といった困りごとについて詳しく解説。明日からの勤務ですぐに活用できます。
施設や自宅で吸引を行っている介護職やご家族の方にもおススメです。
Lesson 1 痰と排痰法について知ろう
・痰について知ろう
・排痰を助ける3つの要素と排痰法
・安全に排痰するためのパルスオキシメータの使い方
Lesson 2 口腔・鼻腔吸引のコツ
・口腔吸引
・鼻腔吸引
・口腔吸引と鼻腔吸引、どちらを先に行う?
Fukabori A 鼻腔から気管までの吸引がダメな理由
・鼻腔から気管までの吸引の是非
Lesson 3 気管吸引1 吸引のタイミング
・吸引の大前提
・気管吸引のタイミング
・人工呼吸器モニタでの吸引のタイミングの判断
Lesson 4 気管吸引2 吸引のコツと手順
・気管吸引の方法
・開放式気管吸引
・閉鎖式気管吸引
・気管切開孔からの吸引
・開放式と閉鎖式、どちらを選択する?
・経管栄養中に気管吸引をする場合
Fukabori B 吸引カテーテル挿入時、吸引圧は止めて入れる? かけながら入れる?
・気管吸引の場合
・口腔・鼻腔吸引の場合
Lesson 5 吸引実施の順番
・吸引実施の順番
・体位調整前の吸引
・口腔ケアをする際の吸引の順番
・VAP(人工呼吸器関連肺炎)予防
Fukabori C カフの管理
・カフの役割と適正
・カフ圧の調整
・カフのトラブル対応
・カフ上部吸引をしても分泌物が引けないとき
Lesson 6 吸引以外の排痰法1 咳嗽介助、ハフィング
・咳嗽介助・ハフィングの目的
・実施前の準備(共通)
・咳嗽介助
・ハフィング
Lesson 7 吸引以外の排痰法2 加湿、体液管理
・痰を軟らかくする方法
・加湿
・体液管理
Lesson 8 吸引以外の排痰法3 体位ドレナージ
・体位ドレナージの目的
・体位ドレナージの手順
・体位の選択
・体位ドレナージの実際
・腹臥位療法
Lesson 9 吸引以外の排痰法4 スクイージング
・スクイージングの目的と優先度
・スクイージングの手順
・部位別のスクイージングの実際
Fukabori D 小児の吸引
・吸引における小児と成人の違い
・口腔・鼻腔吸引
・気管吸引